白浜空港発、熊野聖地巡礼と白浜観光を満喫する2泊3日の旅
スケジュール例
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1日目
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2日目
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3日目
計算根拠
■ 総走行距離 550km ■ ご利用時間 25時間
利用状況
参加人数36名の運転手1名による運行
バスは大型バス ¥217,000- 消費税¥17,360-
運転手宿泊代 ¥10,000-
バス駐車場 ¥6,000- バス高速道路代金 ¥21,320-
交通費合計 ¥271,680-
38名で割った場合 お一人様3日間の交通費ご負担 ¥7,550-
宿泊、食事、イベント代は別途必要です
南紀白浜空港へお迎え
(到着時間13:15 出発時間13:30)
田辺観光本社を12時40分に出発した後、JR白浜駅に立ち寄り南紀白浜空港へ向かいます。
複数箇所にお迎えにいけるのもバスの良いところです。
熊野本宮大社参拝
(到着時間14:45 出発時間15:15)
南紀白浜空港から約45分で、熊野本宮大社に到着します。
熊野本宮大社は、熊野権現信仰の総本宮である熊野三山のひとつです。
熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社のこと。
自然信仰と山岳信仰が融合した熊野信仰は、2000年以上も前から人々の強い信仰の対象として崇められてきました。
古の神が宿ると信じられる聖地、熊野本宮大社を心ゆくまで参拝してください。
社殿の近くには、神々が最初に舞い降りた地とされる聖地、大斎原(おおゆのはら)があります。
大洪水によって社殿が流されましたが、国内最大の大きさを誇る大鳥居が当時の面影を残しています。
熊野速玉神社参拝
(到着時間16:00 出発時間16:20)
熊野本宮大社の後は、二つ目の熊野三山である熊野速玉神社にご案内します。
熊野本宮大社からは約45分で到着予定です。
熊野速玉大神(くまのそくたまおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神が主祭神として祀られており、夫婦円満の御利益がある神社としても知られています。
境内には、樹齢1000年の御神木、なぎの木が荘厳な姿を見せてくれます。
平安時代の武将、平重盛が自ら植えたとも伝えられているとのこと。
厄除けの護符「熊野牛王宝印」は、熊野では護符のなかで最も神聖視されているそうです。
気になる方は、チェックしてみてくださいね。
熊野速玉神社の近くには、熊野大神が最初に降り立った地と信じられるゴトビキ岩が祀られる神倉神社があり、時間が許せば是非訪れてみたいおすすめのパワースポットです。
一日目のご宿泊先、ホテル中之島
(到着時間16:50)
熊野三山のうち、二つの大社を参拝した後は、ホテル中之島へご案内します。
ホテル中之島は、南紀勝浦にある和歌山有数の人気ホテルです。
海に囲まれた孤島に建つホテル中之島は、ホテル専用の船でしかわたることができません。
和歌山ならではの山海の珍味や至極の温泉を雄大な風景とともにゆっくりとお楽しみください。
なかでも、海を臨む露天風呂は、旅の疲れをいやしてくれるおすすめのスポットですよ。
那智山巡りと那智の滝、那智大社と青岸渡寺参拝
(到着時間16:50)
那智山は、和歌山県南部にひろがる吉野熊野自然公園です。
天然記念物に指定されている那智原始林を車窓からお楽しみください。
那智山巡りの目玉は、熊野三山の景勝地である那智の滝です。
那智の滝のなかでも一の滝は、那智山にある飛瀧神社の御神体として崇められる神聖な滝として知られています。
日本三大名滝にも選ばれ、日本一と称される落差133メートルから深さ10メートルの滝つぼまで勢いよく流れおちる滝の姿は、見る人すべてを圧倒する美しさといえるでしょう。
那智の滝の近くで、あふれる水しぶきを体感してみてください。
那智の滝を心ゆくまで堪能した後は、熊野三山最後の聖地である熊野那智大社にご案内します。
熊野那智大社は、467段の石階段をのぼった先に社殿が建っています。
夫須美神(ふすみのかみ)を主祭神として祀り、熊野信仰の総本宮として人々の熱い信仰を集めています。
境内には、樹齢850年の大楠がそびえたち、八咫烏(やたがらす)の鳥石が祀られています。
3本足の八咫烏は、神の使いとして信じられる伝説の霊鳥です。
日本神話にも登場しており、古の時代から神秘的な存在感をはなっています。
熊野那智大社は、縁結びや所願成就にご利益がある神社として信じられており、熊野聖地巡礼の旅にふさわしい場所といえますね。
熊野那智大社に参拝した後は、すぐ近くの那智山青岸渡寺にご案内します。
那智原生林と那智の滝を背景にした五十の塔の美しさに魅了されることでしょう。
聖地巡礼をする多くの方が訪れる西国第一番の札所でもあり、1590年に豊臣秀吉によって再建されたと伝わる本堂は、国の重要文化財に指定されています。
参拝と同時に、古の面影を残す歴史ある社殿を堪能してください。
串本、橋杭岩観光
(到着時間11:50 出発時間12:20)
那智山青岸渡寺の参拝をすませた後は、本州最南端の地、串本へご案内しましょう。
勝浦の那智山青岸渡寺からは、所用時間として約50分を予定しています。
到着するまでは、車窓にうつる海岸線をゆっくりとお楽しみください。
串本は、本州最南端の町として知られています。
橋杭岩は、波に浸食された大小の岩が約850メートルにわたって海の中にそそり立つ姿が特徴の絶景スポットです。
自然でありながら、規則的に並ぶ姿が橋の杭に似ていることから橋杭岩と呼ばれるようなりました。
串本でしか見られない絶景です。
ホテル&リゾーツ 和歌山 串本(旧串本ロイヤルホテル)にて御昼食
(到着時間12:30 出発時間13:30)
ホテル&リゾーツ 和歌山 串本は、串本の海を一望できる高台に建つ人気のホテルです。
目の前に広がる橋杭岩や紀伊半島の絶景を楽しみながら、和歌山ならではの新鮮な海の幸や山の幸を存分に味わってください。
樫野崎灯台観光
(到着時間14:00 出発時間15:30)
日本最古の石造りの灯台である樫野崎灯台は、1870年にイギリス人技師の設計によって建てられました。
おおよそ150年ちかく経過した今でも、海上の安全を守る灯台として利用されています。
灯台の内部は非公開ですが、外側に設置されている螺旋階段をのぼれば目の前に広がる絶景を楽しめます。
串本は、トルコと縁が深い地域として知られています。
1890年に串本沖で遭難したトルコ軍艦エルトゥールル号の乗組員を、串本の沖合にある大島の人たちが救助した歴史があります。
今も続く串本とトルコの友好関係はこの時から始まりました。
樫野崎灯台の近くには、遭難したトルコの乗組員の慰霊碑が建立されています。
トルコ記念館では、遭難当時の遺品やエルトゥールル号の模型などが展示されており、遭難当時の悲劇の様子を伝えています。
トルコ記念館の入場は自由ですので、この機会に是非訪れてみてください。
すさみ道の駅から古賀の井リゾートスパへ
(到着時間16:30)
串本観光を堪能した後は、すさみ道の駅で休憩を予定しております。
休憩した後は、高速道路のすさみ南ICから南紀白浜ICを経由して、二日目のご宿泊先「古賀の井リゾートスパ」にご案内します。
古賀の井リゾートスパは、全室オーシャンビューの客室が魅力のホテルです。
白浜のグルメや上質な温泉をこころゆくまで満喫してください。
室内プールも併設しており、思い思いのスタイルで過ごすことができます。
時間があれば、ホテルが建つ高台から見える白浜の絶景を楽しんでみてはいかがでしょう。
京都大学白浜水族館見学
(到着時間9:10 出発時間9:45)
京都大学白浜水族館には、紀伊半島周辺に生息する海洋生物を中心に展示している水族館です。
普段は見ることができない魚や珍しい海洋生物を近くで観察することができます。
開館80年を誇る古い歴史をもつ水族館であり、順路に沿って見学する4つの水槽には、それぞれテーマを設けて公開しています。
サメやエイはもちろんハマチやマグロなどの大型の回遊魚から、ひとでや小型の貝まで多彩な種類の海洋生物は、京都大学白浜水族館の特徴です。
円月島から白良浜経由、白浜エネルギーランド観光
(到着時間10:00 出発時間12:10)
円月島は、白浜の臨界浦に浮かぶ孤島です。
中心にぽっかりと穴が開いた特徴的な姿は、南紀白浜のシンボルとして広く知られています。
白く輝く石英の砂が特徴の白良浜は、美しい海岸線を見せてくれます。
夏は海水浴客が多く訪れる人気のスポットです。
車窓からではありますが、南紀白浜ならではの風景をお楽しみください。
白浜エネルギーランドは、体験型のリゾート施設です。エネルギーの基礎知識を中心に、驚きの映像体験や不思議な森体験など、多彩なエリアが人気を集めています。
滞在時間は約2時間を予定しておりますので、ゆっくりと楽しんでください。
とれとれ市場にてお買い物
(到着時間12:20 出発時間12:50)
とれとれ市場は、白浜を訪れたなら必ず立ち寄りたいおすすめのスポットです。
新鮮な海産物を中心に、紀州の特産品やお土産物まで多彩な品物が所狭しと並んでいます。
クール便の宅配に対応しているので安心してお買い物ができますよ。
売り手のお兄さんと、値段交渉してみるのも楽しいかもしれませんね。
とれとれ屋形船にて昼食
(到着時間13:00 出発時間14:30)
とれとれ市場の裏にある乗船場所から出航する屋形船での昼食へご案内します。
南紀白浜ならではの新鮮な海鮮料理を存分にお楽しみください。
なかでも、魚介類の浜焼きは焼き具合を指定できるので、お好みに合わせて食べることができます。
田辺湾の美しい景色とともにゆっくりと味わってみてはいかがでしょう。
中田食品でお買い物
(到着時間14:50 出発時間15:15)
和歌山は梅の一大産地として有名ですよね。
中田食品は、明治30年に創業して以来、梅干製品の製造・販売を広く手掛けてきた会社です。
独自の製法で作られた梅干しや梅酒は、和歌山を代表する味として全国的に知られています。
白浜の観光記念に是非チェックしてみてくださいね。
関西空港にお見送り
(到着時間17:00)
中田食品を出ますと、南紀田辺ICから阪和道を経由して関西空港までお送りさせていただきます。
途中、紀ノ川SAでの休憩を予定しております。
2泊3日の熊野聖地巡礼と白浜観光の旅はいかがでしたでしょうか。
南紀白浜の魅力を満喫していただけたと信じております。
